レバレッジ型とは??

レバレッジ型というのは、ETFの日々の値動きが、対象となる資産の2倍や-1倍となるように設計されたETFのことです。

特に、-1倍や-2倍など、対象資産と反対の動きとなるように設計されたETFをインバースETF、あるいはベアETFと言ったりします。当該ETFは長期保有という観点に立てばおすすめできません。

レバレッジ型の仕組み

まずは、どのようにしてレバレッジ型のETFを組成することができるのか、その仕組みを見ていきましょう。

例として、日々のリターンが日経225の2倍となるように設計されたETFを取り上げます。やり方はいくつかあるのですが、典型的にはこうしたETFは実は株ではなく先物を保有しています。そしてその際にレバレッジを効かせて、ETFの純資産の2倍の額面の先物を保有するのです。

(Day1)ある日の日経が21,000円で、ETFの純資産が100億円だったとします。このとき、2倍のレバレッジ型ETFとするには、純資産の2倍である200億円分の日経先物を保有します。先物ですから、手元に200億円無くても、レバレッジをかけて200億円分の先物を保有することができます。

(Day2)(1)次の日に日経が10%上昇したとします。

(2)すると、200億円分の先物が10%上昇することで、額面は220億円となり、20億円の利益が先物のポジションから生じます。

(3)この20億円はそっくりそのままETFの純資産の増加となりますから、100億円の純資産が120億円となって、20%のリターンとなります。つまり、日経のリターンが10%の時にETFのリターンはその2倍の20%となっていますから、見事に2倍のレバレッジ型ETFとなっています。

(Day3)(4)次の日にさらに日経が10%上昇したとしましょう。

(5)すると、220億円分の先物が10%上昇することで、額面は242億円となり、22億円の利益が先物のポジションから生じます。(6)この22億円はそっくりそのままETFの純資産の増加となりますから、120億円の純資産が142億円となります。ところが今度は、22/120=18.3%ですから、日経のリターンが10%なのに、ETFのリターンが18.3%にしかなっていません。つまり、これでは2倍のレバレッジ型ETFとはなっていません。

実はこれは、Day2においてETFの純資産120億と、保有する先物の額面220億との比が1:2ではなくなっていることに起因します。Day1においては、純資産100億に対して額面200億と1:2だったのですが、Day1からDay2にかけて10%上昇したことで、その割合が崩れてしまったのです。それでは、どうすれば正確に2倍のレバレッジ型ETFとなるでしょうか。それには、次の図のように、Day2に先物を買い増すという作業が必要となります。

(Day1)さきほどと同様に、ETFの純資産100億に対し、2倍の200億円分の先物を保有するところからスタートします。

(Day2)(1)(2)(3)はさきほどと同様です。前日の純資産と保有額面の割合が1:2となっていたので、日経が10%のとき、ETFのリターンは20%となっています。(4)今回は、先物を20億円分だけ買い増します。

つまり、先物の保有額を240億円分とするのです。こうすることで、ETFの純資産120億と先物の保有額の比を1:2とすることができます。(Day3)(5)再び日経が10%上昇したとします。

(6)すると今度は、買い増したことで合計240億円分となった先物が10%上昇することで、額面は264億円となり、24億円の利益が生じます。

(7)この24億円はそっくりそのままETFの純資産の増加となりますから、120億円の純資産が144億円となります。

今度は、24/120=20%ですから、日経のリターンが10%のときに、ETFのリターンがきちんと2倍の20%になっています。このように、レバレッジ型のETFを運用する会社(ETFマネジャー)は、対象資産が上昇した時には、その資産をさらに買い増すということをします。反対に、対象資産が下落した時には、その資産を売却します。このように、対象資産の増減に合わせて保有資産を日々リバランスすることで、決まったレバレッジを実現しています。

     

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