

2008/04/07:エノキ
やあ、諸君。久しぶりだったね。
常々『退屈を科学する』をテーマにしていた私たち、なんテキラボ。
決して何もしていないわけでなく、常に退屈からの脱却を目指し、日々研究を重ねつつあった。
しかし、世間は未曾有の政治混乱・サブプライムローン問題、そして泰葉が誰も望んでいないのに無理くりになぞかけにしてしまう問題。世の中には我々の予想にしなかった問題で満載であった。

泰葉の勝利のガッツポーズ。誰がウマいことを言えと。
我々と言えば、先日の駄菓子の話題で研究費が底を尽き(なんと脆弱な研究費用!)、日々コンビニの深夜バイトに勤しみ、年下の先輩バイトたちに厳しい指導を受けている最中だった。

将来はギター一本でサクセスするという、バイト先のムハマンド先輩。
退屈を打破する言葉をすっかり忘れ、我々は時給のことばかり考えていた。深夜割り増しの計算をスイスイと皮算用が全員できるようになり、エアー給料日を楽しんでいたときある研究員が言った。
「みなさん!今日はエイプリルフールではありませんか!」
その声は私たちの研究所に大きく響き、研究員たちは電卓を叩く手を止めた。
そして全員が立ち上がった。我々はやっとその本来なすべきことを思い出したのだ。
「おまえが右から二番目のテーブルの女の子でぇ・・・」綿密なミーティングを指揮するガ汁研究員。
しかし、時計を見ると4月1日午後1時。
ヤフーはインベーダーに占拠され、Googleのだじゃれ検索はすでにニュースになってしまった。遅ればせながらのエイプリルフール。遅れてやってきたルーキーの私たちは何をしようか、必死に考えた。そして、我々らしいネタを考えて全員が集合した。
「そうだ、架空のお店を作ろう!」
そうだ。亀有ねっとのパロディを作ってみよう・・・。
我々研究員は各々の作業に取りかかった。ある者は画像の収集を専念し、ある者はプログラムを・・・。
そして私は文章を書くことに集中をした。しかし、情報を収集するのには人材が不足していた。
私たちの人数ではアップに至るまでの情報量を収集できない。
突貫工事を行うには多くの障害が目の前に立ちはだかった。
やはり私たちでは、亀有にファニーな春風をもたらすことは出来ないのか・・・。

「小は大に飲み込まれてしまうというのか・・・ 教えてくれ!ショーグン!」
やはり大手サイトに吸収されてしまうのか・・・。そんなとき、ある男が現れた。
「若っ!!」
本当はとってもいいやつ。どうも、ミステリオです。
大きく手を振って現れたのはそう、我らの特攻隊長レイ・ミステリオJr(岩手出身)であった。
そしてミステリオは言った。
「ぎょうさん、連れてきましたで!」と。
岩手出身なのに完全にインチキ関西弁で語るミステリオは、完全に六平直政が憑依していた。
しかし、ミステリオの後ろには誰もいなかった。でも、それで十分だった。すべての役者は揃った。
「これより、突貫工事を開始する!」
華麗なる一言が、研究所に大きく響き渡った。

「突貫工事、醤油味!」(キムタクは難しいので、フジタクでお楽しみください)
我々はあと数時間しかないエイプリルフールのために突貫工事を行った。
すべての人間がそのピリオドの向こう側に進むべく、我々の意志は統一され、そして突き進んだ。
そのとき、奇跡がおきた。
いや、これを奇跡と呼んでしまってはあまりにも陳腐だ。
すべての作業が、夕方の5時過ぎにできあがったのだ。
画像はすべて揃い、情報が集まり文章が精査された。
そのとき産まれたのが、創業400年以上の老舗スナック『スナック エイプリルフール』
全くふざけたこのお店は、まるでそこに昔からあるような静かな生命力を与えられていた。
ミステリオ(岩手出身)は、声を大きくして喜んだ。そしてその他の研究員達と涙の抱擁を交わした。
さあ、祝杯だ!
さあ、美女と酒を持ってこい!
我々は、深夜遅くまで宴を行った。久々に我々の復活と可能性を感じさせる夜だった。

「ヤッター!」(ドラマHEROSより)
そんな中、ミステリオ(岩手県大船渡出身リアス式部屋)が突然叫んだ。
「若っ!大変でっせ!(インチキ関西弁)」
そう、誰も気づかなかったことが、たったひとつあった。
それはたったひとつであったが、実に重大なミスであった。
アップをするのを 忘 れ て た のである。
時刻はすでに4月2日。
盛大であった宴のせいで、技術担当のMrハンチングはすでに夢の中。
「私は万平鉄平の妻です!」と長谷川京子風味ののんきな寝言まで・・・。
最後には、薄れゆく意識の中で、ミステリオが一言
「この突貫工事さ、諦めたらいけないずら!(若干東北)」

と叫んで眠りに落ちた。
そう、我々のエイプリルフールは正直そのまま
「四月バカ」
としてリアルに幕を閉じたのである。
まさに華麗なる四月バカ。
あまりにももったいないので、4月1日をすぎてアップする、
それがなんテキクオリティ。
せっかくなので、その「スナック エイプリルフール」はこちらをクリック。
このコーナーだけに言えるのは、
「間違いなく、毎日がエイプリルフール」
ただそれだけだ。

