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いつも通うお店ってありますか?会社帰りにちょっと寄りたい、常連さんになりたいお店ってありますか?一見さんで飲んでいても、ちょっと寂しい。毎日通って常連さんになりたいお店って欲しいですよね。今回は毎日通いたい、飽きのこない「旬」な居酒屋をご紹介しましょう。
(掲載日:2007年8月19日)

京成高砂駅から歩いて3分程にあるのが、今回紹介する「おおぎ。」。赤いライトアップされたついたてがお店の目印。店内に入るとカウンター席と奥にお座敷席が見渡せる、こじんまりした印象。店内は仕事帰りのサラリーマンから一人で来ている女性客など様々な年齢層のお客さんがワイワイとにぎわっています。高砂と聞くと、亀有駅を中心に生活している人からするとちょっと遠いと思われがちですが、亀有のお客さんはもちろん、わざわざ遠くから足を運んできてくれる常連さんが多いお店なのです。ちょっと足を伸ばしたくなる、お店の魅力に迫ってみましょう。

おおぎ。の特長は和食にとらわれない様々なジャンルの料理が本格的に味わえる部分。取材に行った日のお通しはレバペーストとエリンギのバターソテー。もちろんお通しだけではなく、メニューには独創的なものも豊富です。横の席にいた常連さんにオススメを教えてもらうと、「目玉おやじ」という何とも不思議なメニューを教えてくれました。ワクワクしながら待っていると、ドンと大きく焼かれたつみれの中心に卵の黄身が乗っている、まさに「目玉の親父」を彷彿させる逸品が出てきました。おおきなつくねは表面はこんがり、そして中はしっとりとした肉汁がたっぷり。黄身を混ぜるとさらにタレと絡まり何度でも楽しめるのです。

おおぎ。のオススメはまだまだ終わりません。おおぎ。の魅力は魚介類にもアリ。この日頂いたのは、ヒラメ・シマアジ・マグロの刺身の三点盛り。中でも頂いたシマアジはプリプリと歯ごたえがあり、シマアジの甘みを感じさせます。鮮度があるからこそ味わえる、本物のシマアジ。しかも780円というリーズナブルな値段で食べられることに驚き。でも、こんな本物をこの値段で味わうことができるのでしょうか?その答えは、石塚さんの『眼』にあるんです。 おおぎ。の大将はほぼ毎日自分の納得のいく素材を探しに市場に顔を出して、安くておいしい食材を見つけてきます。「ウマくて高い食材はいっぱいあるよ。でも、市場に行けば鮮度がよくて安い食材って結構隠れているんだよね。それを見つけてみんなに食べてもらうのが料理人ってもんだよ」と大将は笑顔で言ってくれました。長年の経験と「旬」を見極めることのできる眼が、多くのお客さんに喜ばれている理由です。

お酒だけではなくて、おおぎ。は食事も出来る部分もポイント。食事のメニューも豊富で、ハンバーグやおそばなども置いています。お酒のシメではなくて、食事だけで来る家族連れも最近は多くなってきたとのこと。豊富なメニューの中でも、一番人気のオススメはオムライス。丹念に煮込まれたデミグラスソース、そしてトロトロの卵、さらにしっかりと味付けられたチキンライスは、口の中でとても優しく混ざり合い、そしてまるで溶けていくように胃の中で収まっていくのです。居酒屋で味わう本格的なオムライスは、今まで想像のできなかった、新しい出会いに期待を膨らませてくれます。おおぎ。では、女性一人や家族連れで食事だけ楽しむお客さんも多いとか。お酒の飲めない人でも連れて行ける、様々なシーンに使える居酒屋さんなのです。

おおぎ。はいつも込んでいて、そのお客さんの笑顔はとても印象的です。その秘密は大将のこんな気持ちに隠れていました。「仕込みに面倒をかけても、安くてうまいものを作りたいよね。自分は料理を作るのが好きな根っからの料理人。市場にいくと『今日はこんな風にお客さんに食べさせたい』って思う。そんな気持ちで作った料理を、お客さんが喜んで感謝してくれる。それが何より自分の励みになるよね」 お客さんに楽しんで旬な食材を提供するからこそ、活きのいい「旬」なお客さんが集まる。しかも、ここでは「コレが食べたいなー」と大将にお任せで注文する人が多いとか。「その日にこれだけ食べられて、こんなのが中心で食べたいって言ってくれれば、いろんな料理も楽しめるよ」石塚さんはお客さんを引きつける「旬」な人なのかもしれません。 「旬」を味わえるお店は、旬な食材だけでなく暖かい空気も名物。旬の揃ったお店に、あなたも通ってみませんか?