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亀有に住んでいる人、知っている人。誰しもが「まづいや」という不思議な名前を聞いたことがあるはず。そう、説明無用の亀有の名物店です。
え?まづいやを知らない?大変失礼かもしれませんが、それは「亀有のもぐり」かも。亀有を知るにはまず「まづいや」を知るべし。そんな亀有の名物、ついに亀有ねっとに登場です。
(掲載日:2007年4月26日)
南口のバス通りを真っ直ぐ進み、とみん銀行の先の角にまづいやはあります。きっと亀有に住んでいる人であれば、その店のたたずまいは見たことがあるはず。お店からちょっと突き出したおでんの鍋たちは、昔から伝わる屋台のイメージを継承しているから。 なんと亀有に店舗を構えてもう30年以上になるのです。

亀有近辺に住んでいる人であれば、屋台のまづいやは印象にあるはず。子供の頃に食べたあのはんぺんの味。そして大きな具材にビックリしたはず。様々な具の種類があって誰もが悩んでいた幼少時代。下町の風景がここではまだしっかりと生きているのです。 ここの特長はもちろんおでん。子供の頃と違って、今回は是非店内で食べて行ってください。おでんの種類は常に豊富で、どれを選んでいいか分からないほど。そんなときは「コレを中心に2000円分!」なんて気ままに注文するのもポイント。盛られてきた大きなおでんは、きっと子供の頃以上に驚きを覚えるはず。 僕らが小さいのではなくて、まづいやのおでんの大きさに気づかれます。そして大きな口を開けて食べてみると、そこにあるのは懐かしい味。昔ながらの味わいは30年以上変わることなく、受け継がれているのです。

しかし、亀有のまづいや。ここは子供の懐かしさだけでなく、大人としての楽しみもあるのです。まづいやで頼んで欲しいのは、お好み焼き。おでん屋さんなのにお好み焼きというのは意外ですが、ここの隠れた名物でもあります。そのボリュームはおでんを凌ぐ勢い。そして、しっかりと味付けされた味わいは、みんなが満足いく味わいです。都心のオシャレなお好み屋と異なる、下町のしっかりとした味わいが楽しめます。

そしてもう一点は刺身。刺身はとてもリーズナブルで新鮮なものばかり。中でもまづいやの一番人気は馬刺し。ここの馬刺しは口の中でじんわりと脂が溶けていく上品なもの。「こんなところでこんな味が!(失礼)」と感動するはずです。 宴会にも対応できる二階の座敷も面白さ満点。なんとビールは自分でケースから取るセルフサービス。店主に質問したところ「そこで人を一人雇ってももったいないだろ?だったらお客さんにもっと安くサービスしたいじゃないか」との気前のいい発言。お客さんとお店に信頼関係ができている証拠です。

下町の名物店はどんな人でも迎えてくれる暖かい雰囲気。味やサービスだけでなく、本当に下町の人間と関わりあうから、下町の名物店になるのですね。