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おいしい料理やお酒に出会ったときに、人は思わず嬉しい顔になる。街のお店に出入りしているとそんなパァっと、晴れやかな顔になっていく人々を見たことが何度もあります。でも、全員が明るい顔をして飲んでいるお店があったとしたら?今回は一度通い始めたら何度も通いたくなってしまう、嬉しい顔になるお店をお教えしましょう。
(掲載日:2007年10月18日)

亀有駅の北口から真っ直ぐ伸びる道を歩いて5分程度。歩いて右側に黄色い看板が光るのが、誰もが笑顔になれるお店『源寅』です。木の雰囲気がとても印象的な店内は、とても落ち着いた感じがします。カウンター席の前には様々なお酒がズラリと並んでいて見ているだけでも楽しめるので、ひとりで飲みに来ても楽しめます。また、テーブル席は最大16席あり、パーティーや同窓会などにも使えます。普段の店内はオシャレなジャズが流れているのも、このお店が落ち着いた雰囲気を作ってくれるひとつのポイント。ジャズに日本酒って結構合うし、時間がのんびり流れていくのを感じることができるのです。
「今日は何が食べたい?」ってみんなで出かけるときに出てくるお決まりの台詞。そのとき出てくるのは必ず素材の話になってきます。亀有のお店でも「肉がウマい店」「魚のウマい店」ってありますが「どっちもウマい店」ってなかなかないですよね。源寅ならそのどちらも満足できるので、魚が好きな人・お肉が好きな人どちらもオススメできるのです。

魚介類に関しては、その季節・その日の最高の鮮度の刺身が揃っているのです。お店の壁にはその日にしか味わえない刺身などがズラリ。マグロなども様々な場所からウマくてリーズナブルなモノを仕入れてくるのです。取材にお伺いした日のオススメは大きなカキ。このカキは北海道の厚岸の漁師からの直送された逸品。市場から届くものと違い、濃厚でカキ独特のクリーミーさが特長。夏になれば岩ガキなども登場し、旬の季節の味が楽しめるのです。

また人気のメニューで、是非食べてもらいたいのは豚の角煮と石焼き穴子丼、石焼き鶏丼。豚の角煮はしっかりと煮込まれていて、箸でホロリと崩れるくらいにやわらかいのです。箸を口に運ぶと、豚の旨味が口の中に広がり、ジューシーな油が染み渡っていきます。また、シメに選びたいのが石焼き丼の2種類。石焼きで頂くこのどんぶりは、最初の一杯はおこげのついたご飯を楽しんで、二杯目は上品な出汁を掛けて食べる面白いどんぶり。二杯目のお茶漬け風に食べると、素材の香りを出汁がさらに高めてくれるのが嬉しい部分。お腹が一杯になってもスルスルと食べられてしまう、クセになるお客さんも多いとか。

源寅の特長はお酒の種類が豊富な部分。食事と一緒で「俺は日本酒派!」「いや、焼酎派だ!」なんて人もいるはず。そんな両方の人々を満足させるのは、亀有でも源寅くらいなはず。その種類は実に豊富で日本全国からマスターの目に適ったお酒を集めているのです。日本酒の中でも今マスターの一押しはどぶろく銀八。昔ながらのどぶろくの製法を守っている銀八は米の味わいを残した濃厚な味わい。少し発砲した喉ごしは、喉を通った後に鼻に抜ける香りは日本酒ならではの華やかさを感じます。もちろん焼酎のラインナップも豊富。麦・米・芋など様々な種類を用意しており、魔王や佐藤などもリーズナブルで、気軽にお酒も楽しめます。つまみも豊富でお酒も豊富。だからみんなが嬉しい顔になるんです。

飲食で20年以上の経験を持つマスターは、亀有でお店を始める前は銀座や新橋、新宿などのお店で修行を積んだ腕のいい料理人。細かい丁寧な仕事が、素材を最大限に活かしたウマさに繋がるのです。「お客さんの注文が来てからしっかりと調理をするようにしてます。多少時間は掛かってしまうけど、やっぱり最高の状態で出したいですよね」とマスターの気持ちが伝わる料理と酒は、いつもお客さんの笑顔を明るくさせます。そんな丁寧な仕事をするマスターは大の巨人ファン。「巨人ファンだけじゃなくて、野球の話をしにひとりで来るお客さんもいるよ」と笑顔で答えてくれました。源寅の由来は、やってきたお客さんが元気になってかえって欲しい、という由来から。笑顔で元気に帰るお客さんが多い理由は、そんな気持ちからも由来しているのです。