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蕎麦の道はとても奥深い。蕎麦ひとつとってもその種類や食べ方、その文化は実に多様。蕎麦をもっと楽しみたい!江戸文化の蕎麦だけでなく、もっと奥深い蕎麦を味わってみたい!そんな人にぴったりの金町の蕎麦屋さんをご紹介しましょう。
(掲載日:2007年7月29日)

金町駅北口からヨーカドーの通りを歩いていくと、店の前に石臼が動いているのが見えたらそこが金町ぶんぶく庵。お店の前には季節のメニューのポスターが置いてあり、どれも食欲をそそるものばかり。その日に打つ蕎麦は、その日のうちに石臼でひいた新鮮なものを使っているとのこと。回っている石臼を眺めているだけでも、何だかおいしい蕎麦屋さんの印象を受けます。

ぶんぶく庵のそばは細くて上品なそばがメインメニュー。ひきたての蕎麦の味わいは、様々な楽しみを感じさせてくれることに驚きました。まずその白い上品な蕎麦の姿で目を楽しむ。そして、つゆをつけてずずっとすすると、その喉ごしのよさにビックリ。その清涼感は夏の暑い時期にとても似合います。しっかりとつゆの味わいがからんでいて、ぶんぶく庵のつゆはとても優しい甘さが特長。下町の濃い味とは違う、女性でも好まれる味わいになっています。そして蕎麦と一緒に天ぷらも頂いたのですが、サクッと仕上がっていて歯ごたえは十分。油も胃もたれしない選ばれたものを使っているので、油がちょっと苦手な人でもサックリと食べることができます。先代から引き継いできた味の伝統は、今は二代目であるいちはらさんがしっかりと味を引き継いでいます。

そしてぶんぶく庵の蕎麦は、東京でも珍しい本場の「へぎそば」を食べられるというのが最大のポイント。へぎそばとは、新潟発祥の蕎麦のことで、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦のことを指します。東京にもへぎそばを出すお店はあるのですが、本格的なへぎそばを出すのは非常に珍しいのです。そんな布海苔を使ったへぎそば、実は初体験。今回はそのへぎそばを頂いてみました。へぎ板にキレイに並べられたへぎそばは、一口大になっていて見た目を楽しませてくれます。布海苔の入ったへぎそばは、口に運ぶとのりのツルッした喉ごし何よりの特長。そしてのどを通った後に、ほんのりとのりの薫りが楽しめるのも面白い。東京の蕎麦では楽しめない、独特の味わいがあるのです。しかし、新潟の名物蕎麦をなぜ金町に?二代目のいちはらさんに聞いてみました。「もともと新潟のへぎそばの発祥と言われている小嶋屋で修行を積んだのがきっかけです。普通の蕎麦とはちょっと異なる、そんな味わいをみなさんに楽しんでほしいと思い、今回へぎそばを持ってきました。また小嶋屋のときの仲間と一緒に始めることによって、本格的なサービスができるようになりました。」小嶋屋でしか食べられないへぎそばを、唯一都内で食べられるぶんぶく庵。そんな二代目のいちはらさんの新しい気持ちが、いつまでも飽きることのないメニューに表れているのです。

蕎麦はもちろん、夜のちょっとした一杯にも使えるぶんぶく庵。お酒の種類も豊富で、お酒の本場でもある新潟から、久保田・八海山・千夜の想いなど独自のルートで手に入れています。だから、普段は高価なお酒も500円からと非常に手軽に楽しめます。また、蕎麦だけでなくにしんの棒煮や、鴨焼きなどのお酒のお供も多いのが嬉しいですよね。常に飽きないで、こだわりの逸品を手軽に楽しめるお店。本場のへぎそばを楽しみにちょっと足を運んでみませんか?
| 店舗名 | そば切り ぶんぶく庵 |
|---|---|
| 電話番号 / FAX | 03-3600-9291 |
| 営業時間 | 11:00〜20:30 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 住所 | 葛飾区東金町1-22-8 |
| 平均予算 | |
| クレジットカード | |
| オフィシャルHP | http://bunbuku.ho-zuki.com/ |
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