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今日も亀有で楽しんでいますか?亀有ねっとで紹介しているお店はどれも個性的で面白いお店ばかり。お店だけじゃなくてお客さんも実に個性的。中には亀有の居酒屋さんを知り尽くしている、と言ってもいい程のヘビーユーザーもいます。そんなヘビーな亀有っ子たちは、今どこで飲んでいるのでしょうか?今回は、亀有を知り尽くした人たちが揃ってオススメする、ほっと一息つけるお店を紹介しましょう。
(掲載日:2007年9月20日)

亀有の北口から歩いて数分。駅前の賑やかさから背を向けて住宅街の中に今回紹介する「あんちゃん」。小さな玄関を入ると、目の前に広がるのはカウンター席。その奥には、何とも雰囲気のいい囲炉裏が印象的な掘りごたつ式のテーブル席。大勢でワイワイとやるよりは、ひとりでゆっくりしたり、大事な人とゆっくりした時間を過ごすことができそうです。お客さんも夫婦や同僚と2人などがほとんど。駅前の賑やかなお店と違い、大人の静かな時間帯を過ごすことができます。そんな大人の雰囲気をさらに引き出しているのは30〜40代が懐かしむようなBGMたち。懐かしい音楽と落ち着いた空間が、他のお店では味わえない落ち着きを感じさせます。

ちょっと一杯にピッタリのメニューが多くて、どれも迷ってしまうのがあんちゃんの特長。その中でも一番人気なのが、小さな一人用の七輪を使った朴葉味噌焼。七輪の上に大きな朴葉を乗せ、その上に独自のブレンドを施した味噌を敷きます。火に掛けてしばらくすると、朴葉と味噌の薫りがふわっと合わさり食欲を刺激します。その薫りは食欲だけでなくてお酒も進むこと間違いなし。味噌の上には自家製つくね・豚バラ・きのこなど、様々な種類の具材を選べるのもポイント。飽きることなく何度も楽しむことができます。今回頂いたのは、自慢のつくね。自家製のつくねは軟骨の歯ごたえを重視した逸品で、朴葉と味噌の薫り、そして鶏の脂と味噌の味わいが幾重にも折り重なり、味に深みと楽しみを奏でてくれるのです。さらに食べ終わる頃、ちょっとこげた味噌と葉の薫りはピークになり、食べた後でも楽しみを残してくれる他にはなかなか無いメニューは、お酒を飲む人なら絶対に楽しむべき!と断言したいくらいの逸品なのです。亀有の飲み助が集まる理由も、これを食べれば納得するはずです。

亀有のヘビーな飲み助がここに集まる理由はそれだけでありません。あんちゃんに魅力を感じるのはお品書きに書いてあるメニューだけでなく、その日にしかないような限定のメニューが看板に書いてある部分。「今月のオススメ」と書いてあるメニューは、その季節で安くてウマいものを取り揃えるようにしているのです。取材の日のオススメはツブ貝の串焼き。普段ではなかなか見ることの出来ないくらい大きなツブ貝は、身はしっかりとしていて、口の中でプリプリの食感を味わうことができます。そんな旬な食材は毎日市場などで仕入れてくるそうで、いろんな工夫がされています。そして今年の冬のあんちゃんのオススメは豆乳鍋。出汁の効いたクリーミーな豆乳をベースに、季節の食材を多彩に使った鍋は、冬の寒い日でもポカポカ暖まる優しいお鍋。鍋の前に鼻を向けると、その優しい香りに笑顔がこぼれてくるほど。一人前から用意しているので、ひとりで暖まるのにもピッタリですね。

もちろんお酒も、店長があちこち足で歩いて見つけてきたものばかり。「もともと自分が酒飲みなんで、こういうのが欲しいな、というメニューをお客さんに出しています。酒にしても自分がウマいと思ったものをそろえて、お客さんのアドバイスや要望で増やすようにしていますよ。」なるほど、お酒とコミュニケーションが好きな店長だからこそ作ることの出来る暖かい雰囲気。なんか一度足を踏み入れただけで、もう常連になったような気持ちにさせるのは、そんな店長の気持ちと人柄がそうさせているのかもしれません。 仕事で帰ってきて、ちょっと家に帰る前に疲れた気持ちをおろして「ほっ」とひと息できる、そんな隠れ家。あなたも常連さんになってみませんか?